01死門ってどんな門?
死門は、「終わり」や「止まる」ことを表す門です。季節でいえば、実りの時期を過ぎて、草木が葉を落とし、静かに冬を迎えるころのようなイメージです。動きがゆっくりになり、ひとつのことが終わっていく。死門は、そんな区切りの気を表しています。
奇門遁甲の盤では、死門のもとの場所は南西です。南西は、八卦の「坤(こん)」にあたる方角で、大地を表すとされています。五行では「土」に属します。大地は、落ちた葉を受け止め、次の芽が出るための土になります。終わりは、次の始まりのための準備でもあるのです。
昔からの分け方では、死門は傷門・驚門と並ぶ「三凶門」のひとつです。Mother.Nの判定でも、死門は「大凶」として扱っています。そして、ほかの凶の門とちがい、死門の方角だけは、どんなによい格局や星が重なっても評価を上げず、「使うのを避けたい方角」として表示しています。
それは、「何か悪いことが起きる」という意味ではありません。「この時間・この方角は、新しいことを始めるのには向いていない」ということです。始めるのに向かない日は、終わらせるのに向いた日でもあります。
02恋愛
死門の方角や時間は、恋愛では「新しく始める」ことには向いていません。
- はじめてのデートや、告白
- 出会いの場へ出かけること
- 仲直りのきっかけを作ること
こうした予定は、できれば別の時間や方角にしてみてください。
一方で、死門は「区切り」の門です。気持ちの整理をしたいときや、もう終わったと感じている関係に、自分の中でけじめをつけたいときには、静かに力を貸してくれるとされています。昔の写真やメッセージを見返して、「ありがとう」と思いながら片付ける。そんな時間に向いています。
お付き合いしている人がいるなら、死門の時間は、大事な話し合いは避けて、ふたりでのんびり過ごすくらいがちょうどいいかもしれません。「何もしない」のも、関係を大切にする過ごし方のひとつです。
03仕事・人間関係
仕事でも、死門の方角や時間は、新しい契約や営業の訪問、面接など、「これから始める」用事には使わないようにしています。
そのかわり、次のような「終わらせる」用事には向いています。
- 終わった案件の書類をまとめる、片付ける
- いらなくなったサービスの解約や、手続きの締めくくり
- 使っていない物や、たまったデータの整理
- 続けるかどうか迷っていた仕事を、見直す
「やめる」「手放す」「片付ける」は、あとまわしにしがちなことです。死門の時間は、そうした用事をまとめて済ませる日だと考えてみてください。机の上が片付くと、次の仕事に向かう気持ちも軽くなります。
人間関係では、無理に新しいつながりを作ろうとしなくて大丈夫です。気の合う人と静かに過ごしたり、ひとりの時間をとったりして、自分のペースを取り戻してみてください。
04お出かけのコツ
死門の方角への旅行や、新しい場所へのお出かけは、できれば別の日時にしてみてください。Mother.Nの結果でも、死門の方角は「使用を避けてください」と表示しています。
どうしてもその方角へ行かなければならない日もあります。仕事や家族の用事は、占いの結果よりも大切です。そんなときは、次のことを心がけてみてください。
- 予定を詰め込まず、用事は1つか2つにしぼる
- 出発前に、持ち物と時間をもう一度確かめる
- 寄り道はほどほどにして、用事が済んだら早めに帰る
死門の時間は、帰宅や、予定の取りやめにはよいとされています。「今日は早めに帰って、ゆっくり休もう」。そんな過ごし方も、立派な開運です。
05この門が出たときの過ごし方
「今日の吉方位」や調べた結果で、死門の方角や時間が出たら、こんなふうに過ごしてみてください。
- 新しいことは、別の時間に回す申し込みや大事な連絡は、ほかの時間や方角を調べてから
- ひとつ、何かを終わらせる引き出し1段の片付け、たまったメールの整理、迷っていた解約など
- 早めに休む区切りの日は、しっかり休むことで、次の一歩が軽くなります
止まる時間があるから、また動き出せます。死門は、立ち止まることをゆるしてくれる門です。「今日は区切りの日」と思えば、きっと大丈夫です。
06ほかの凶の門とのちがい
奇門遁甲には、死門のほかにも、Mother.Nで「凶」として扱っている門が3つあります。
- 傷門ぶつかりやすい門。穏やかに済ませたい用事には向きませんが、競争や練習には使えます
- 驚門びっくりしやすい門。大切な決定には向きませんが、急な確認には使えます
- 杜門静かにこもる門。決めごとには向きませんが、調べものや、人に知られずに進める準備には使えます
この3つは、とてもよい格局が重なると、評価が上がることもあります。死門だけは、そうした格上げをせず、いつも「避けたい方角」としています。それだけ「始めること」に向かない門だと考えているからです。
そのぶん、死門の扱いはシンプルです。「死門の方角では、新しいことを始めない」。これだけ覚えておけば大丈夫です。
07死門の時間におすすめの「区切り」
死門の時間に、家の中でできる小さな区切りの例です。どれか1つで十分です。
- 着なくなった服を、1枚だけ手放す
- スマホの写真や、たまったメールを整理する
- 冷蔵庫の中を見て、期限の近いものから使う
- 読み終わった本や雑誌を、まとめておく
- 今日あったことを日記に書いて、気持ちに区切りをつける
- いつもより早く、お風呂に入って休む
物が片付くと、心にもすき間ができます。そのすき間に、次の新しいことが入ってくると考えてみてください。
08死門をよけて予定を立てるには
大事な予定の前には、行きたい方角に死門が来ていないかを、前もって確かめておくと安心です。
- 行く日と方角が決まっているとき「何時に出るのが最適?」で調べると、おすすめの時間と一緒に、避けたい時間も表示されます。死門の時間を避けて、出発を前後にずらしてみてください。盤は2時間ごとに変わるので、少しずらすだけで門が変わることもあります
- 日にちを選べるとき「いつ行くのが最適?」で調べると、死門をはじめ、避けたい時間をのぞいた候補だけが出てきます
- 行き先を選べるとき同じ用事を済ませられるお店や場所が、ほかの方角にもないか探してみてください






